「推し活」に出かけよう! 〈イオンモール名取〉3階の新定番スポット。

〈BUNGUU〉が位置する〈イオンモール名取〉3階には、〈ガチャガチャの森〉や〈未来屋書店〉、愛らしい動物たちに癒やされるペットショップ〈PETEMO(ペテモ)〉、さらに〈バンダイナムコ〉や〈サンリオ〉のショップが並びます。子どもから大人まで、そしてペットも含めた家族全員が、それぞれの大好きなものや趣味、暮らしを楽しめるフロアです。

このフロアは、全体がキャラクターやペットなど“推し”を中心にしたライフスタイルに特化して展開されており、まさに「推し活」がキーワード。だからこそ、〈BUNGUU〉が出店することになったとき、そのテーマのひとつに「推し活」が選ばれました。本や文具を通して“好き”を見つけたり、共有したりできる体験を、〈BUNGUU〉ならではのスタイルで提案していきます。

今回の特集では、そんな〈BUNGUU〉でどんな「推し活」が楽しめるのか、さらに深掘りしてご紹介します!

「RECOMMEND」アイテムで、買い物がもっとワクワクに!

「日本の文具業界は、高級志向と価格重視の二極化が進んでいる。でも〈BUNGUU〉では、その価格競争に乗るのではなく、文具店として“いま、お客様に本当におすすめしたい”という前向きな意思を、価格に込めているんです」と語る金入社長。そんな中で〈BUNGUU〉が仕掛けているのが、ユニークな「RECOMMEND(レコメンド)」アイテムです。

レコメンドとは「おすすめ」という意味。〈BUNGUU〉のレコメンドアイテムの魅力は、「BGプライス」と名付けて、あえて自由な価格を設定していることにあります。オープン直後には10%OFFで登場し、「これを選んでくれたら嬉しい」「これを手に取ってもらえたらきっと楽しい」という想いを込めた、“遊び心のある価格”が設定されていました。

通常、割引は在庫処分の手段として行われることが多いですが、〈BUNGUU〉のそれは単なる値引きではありません。〈BUNGUU〉が文具店として自信を持っておすすめするアイテムとお客様が出合い、そこから新たなカルチャーやブームが生まれる——そんな“仕掛け人”になる楽しさを感じていただきたいという想いが込められた、出合いのための仕掛けなのです。

レコメンドアイテムに選ばれるのは、「今注目してほしい文具」や「これから流行ってほしいアイテム」、そして「専門店だからこそおすすめできる逸品」など、どれも“推したい”アイテムばかり。少しオトクに買えることで手に取りやすくなり、その出合いがきっかけとなって、小さなブームが生まれていく。〈BUNGUU〉は、そんなワクワクする連鎖が楽しめる場所になっています!

香り付きボールペンが小学校で一大ブームになったように。次の流行は、ここから生まれるかもしれません。

さらに、レコメンドアイテムは定期的に入れ替え予定! 来るたびに「今は何が推されているんだろう?」と楽しめるのも魅力です。推し活やSNSでのシェアが文化となった今、〈BUNGUU〉が届けたいのは「誰かと盛り上がれる文具体験」。今日のレコメンドが、明日のトレンドになる──そんなわくわくが、ここに詰まっています。

どのメーカーが推し?
メーカー愛から生まれた「BUNGUU LOVES」

「BUNGUU LOVES PILOT」

〈BUNGUU〉の特徴的なエリアのひとつが、文具メーカーとのコラボレーションコーナーです。文具ファンにはおなじみのロングセラーを〈BUNGUU〉の視点で深掘りし、その魅力を紹介しています。

たとえば、フリクションで知られる〈PILOT〉を集めたコーナーには「BUNGUU LOVES PILOT」と題し、〈PILOT〉カラーの青と〈BUNGUU〉カラーの黄色を組み合わせたオリジナル什器に、人気商品をずらりと並べました。

「BUNGUU LOVES ZEBRA」

さらに「BUNGUU LOVES ZEBRA」では、〈ゼブラ〉と〈BUNGUU〉がコラボしたオリジナル什器が登場。ここには〈BUNGUU〉が人気アイテム「マイルドライナー」などへの愛を込めたPOPも設置され、遊び心あふれる仕掛けが光ります。

「コスメ売り場のように、“このメーカー推し!”とわかりやすくしたかったんです。化粧品ってブランド買いする人が多いですよね。文具でも、もっとメーカーの面白さに注目してほしくて」

金入社長が化粧品店から着想を得たというこのコーナーでは、各メーカーの特徴や商品開発の背景、自分たちが感じる魅力を提示することで、ブランドごとの世界観を楽しめる展示を目指しています。

「BUNGUU LOVES uni」

普段は当たり前に使っている文具でも「どのメーカーのものかは意外と知らなかった」ということは多いもの。だからこそ〈BUNGUU〉は、文具メーカーにスポットを当て、「メーカー買い」したくなるような体験づくりに挑戦しているのです。

手に入るのはここだけ!
〈BUNGUU〉オリジナルアイテムたち

文具の定番アイテムももちろん充実。そのうえで、〈BUNGUU〉でしか手に入れられないオリジナルアイテムをご紹介します。

「BUNGUU LOVES KOKUYO」ルーズリーフビュッフェ。

まずは「BUNGUU LOVES KOKUYO」コーナーにある「ルーズリーフビュッフェ」。学習スタイルや好みに合わせて自由にルーズリーフを組み合わせ、自分だけのファイルを作れる人気コーナーです。気になっていたリーフを試せるのはもちろん、自分らしいカスタマイズも楽しめます。

表紙は〈BUNGUU〉仕様! 3種類のオリジナルデザインから選べる特別版。

次にご紹介するのは、宮城県産の胡桃(くるみ)の“杢(もく)”を使った「BUNGUUオリジナル木軸シャープペンシル」。杢とは、木が成長する過程で自然に生まれる美しい模様のこと。年輪の流れによる「木目」とは違い、気象条件や傷などによって現れる、不規則で個性的な表情が魅力です。ひとつとして同じ模様はなく、その希少性と美しさから特別な価値があります。

BUNGUUオリジナル木軸シャープペンシル。

製作を手がけるのは、創業70年を迎える〈島田小割製作所〉。原木の選定から加工までを一貫して行い、木の個性を大切にした“世界にひとつだけ”の製品を生み出してきました。この特別な素材を、文具専門店がこだわり抜いて仕立てたのが木軸シャープペンシルです。自然が描いた唯一無二の模様を、毎日の筆記で感じられるのが魅力。宮城の木のぬくもりとともに、書く時間をちょっと特別にしてくれる一本です。

さらに、カネイリ各店舗で販売している「東北づくし」シリーズからは、〈BUNGUU〉カラーの手ぬぐいが登場! 東北の民芸品や工芸品、祭りや民話を愛らしいイラストや切り絵で表現した人気シリーズです。こちらは〈BUNGUU〉でしか手に入らない限定カラー。東北を愛するみなさんに、ぜひ手に取っていただきたい一品です。

東北づくし手ぬぐい BUNGUU限定カラー 2種。

そのほか、カネイリのオリジナルグッズももちろん販売中。文具のカネイリ発・東北ご当地インク【東北L-ink(とうほくりんく)】「きらめくみやぎ」シリーズは、「SENDAI光のページェント」「仙台七夕」「日本三景 松島」をイメージしたラメ入りインク。そのほか、ユニークな北海道・東北エリアの縄文グッズなど、東北愛にあふれたカネイリならではのアイテムにも注目です。

東北ご当地インク【東北L-ink(とうほくりんく)】「きらめくみやぎ」シリーズ。

地元・名取屋染工場が守り続けた
伝統工芸「常盤紺型染」のタスキをつなぐ

第1弾の記事でも触れたように、〈BUNGUU〉を運営するカネイリは、東北のものづくりやアートを軸にしたプロジェクトを長年展開してきました。普段は触れる機会の少ない工芸品も、多くの人が集まるイオンモールという場でフラットに紹介できることには、大きな意味があります。その象徴ともいえるのが、〈BUNGUU〉で展開している「常盤型てぬぐい」「仙台てぬぐい」です。

常盤紺型染は江戸後期に仙台で発達した型染めの技法で、絣や絞りの模様を型紙で染め抜き、東北では手に入りにくかった着物の美しさを再現しました。十字や菱形、花や蝶といった多彩な模様は、当時の人々を魅了し、大きな人気を博しました。

この伝統を三代にわたり受け継いできたのが、宮城県仙台市の〈名取屋染工場〉です。伝統を守りつつ現代の暮らしに合わせた商品開発やブランドとのコラボレーションにも取り組んできましたが、施設の老朽化などにより惜しまれつつ操業を休止しました。

カネイリはこれまで名取屋染工場とともに常磐型の意匠を現代風にリデザインしたてぬぐいを製作。そして〈BUNGUU〉の誕生を機に、その伝統を受け継ぎ、注染による本染めのてぬぐいを展開しています。帯のデザインも一新し、名取屋染工場の誇りと「常磐型てぬぐい」「仙台てぬぐい」のブランドを未来へつなぐことを目指しています。

今では数少なくなった注染のやわらかな風合いと、伝統意匠を現代的にアレンジした多彩な柄──ずらりと並ぶ光景は圧巻です。伝統工芸や技法というと少しハードルが高いイメージもありますが、カラフルなてぬぐいが並ぶ姿はとても楽しく、思わず何枚も手に取りたくなるはず。てぬぐいとの出合いを、ぜひお気軽にお楽しみください!

新店舗登場!
10月8日(水)〈BUNGUU仙台上杉店〉オープン!

いかがでしたか?
〈BUNGUU〉特集第2弾では、“おもしろい/ニューファンシー”な仕掛けをたっぷりご紹介しました。そろそろ、〈BUNGUU〉で新しい発見をしてみたくなってきたのではないでしょうか。

そして、〈BUNGUU〉の新たな挑戦は続きます! 名取店に続き、第2店舗目のオープンが決定!
2025年10月8日(水)、新たに開業する〈イオンモール仙台上杉〉4階の〈未来屋書店仙台上杉店〉内に、〈BUNGUU仙台上杉店〉が誕生します。

次回の特集第3弾では、新店舗〈BUNGUU仙台上杉店〉の様子に加え、そもそもなぜカネイリと未来屋書店がコラボレーションすることになったのか。そして〈BUNGUU〉が描く未来についても深掘りしていきます。新店舗のオープン、そして特集第3弾を、どうぞお楽しみに。

■店舗概要

〈BUNGUU〉SNS

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〈BUNGUU名取店〉

施設名称:未来屋書店 名取店
住所:宮城県名取市杜せきのした5丁目3番地の1 イオンモール名取3F
電話番号:022-382-5208
営業時間:10:00~21:00

〈BUNGUU仙台上杉店〉※2025年10月8日(水)オープン

施設名称:未来屋書店 仙台上杉店
住所:宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1-1 イオンモール仙台上杉4F
電話番号:080-4800-6208
営業時間:10:00~21:00

関連リンク

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直耕インスピレーション編集部

株式会社金入(青森県八戸市)のオウンドメディア『直耕インスピレーション』は、地域において、もっと自由に、自律的に、日々の仕事の中に小さなチャレンジや創造性を生み出していくためのインスピレーションを集め実践していくためのWEBメディアプロジェクトです。